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胸のプロテクターII

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 当ブログをご覧いただいているセラムンファンの皆様、あけましておめでとうございます。相変わらずのクオリティとペースでちょっとずつ進んでいくと思いますので、ふいに思い出した時にでもご覧いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。 そういえば、無印第1話放送が1992年3月7日ですので、今年でアニメ放送開始から20年です。…そうか、俺も20年ずーっと頭からこの作品が頭から離れてないのか。うわー(笑)。 ということで、Sに…はすぐいかず。Sでキャラクターデザインが只野和子さんから伊藤郁子さんへ交代しているし、ここをひとつの区切りとして、ここまでチェックしていて、ちょっと気になった点があったので、ちょっと記事に。 だいぶ前(2007/11/5)、「胸のプロテクター」という記事を上げた。作画監督が為我井克美さんの回は、セーラー戦士の胸のプロテクターの表現がセーラースーツと分離して描かれている、というトリビアみたいな記事であったのだが、今回はその逆パターンである。 画像は1〜2段目、3段目左が80話、3段目右のみ82話。作画監督が本橋秀之さんの回である。くどいが胸の「プロテクター」である。プロテクターであるからにはある程度硬いだろうというのは想像に難くない。ところが、ここに取り上げているものを見ると、ジュピターやヴィーナス、ムーンの胸の形がプロテクターごしでくっきり見えたり(!)、後るアングルからマーキュリーのわき下のプロテクターが胸との微妙なバランスでしわが生じていたり、82話のプルートのセーラースーツがプロテクター部分でも素肌との密着感がありありとしていたりと、かなり特徴的なのである。常にこうなっているわけではなく、ときおりこういう表現になっているという感じなのだが、Rまでのほかの作監さんの回では、セーラースーツの胸から上の、胸に沿って描かれたラインより上には、陰影程度は描かれても布地のような撚れやしわを描いていなかったように思うだけに、余計目立った。しかも、それでくっきりするのが胸のふくらみだけに余計である…俺中学生か(笑)。 この本橋さんの監督回、わりとセーラースーツ自体も肌との密着感がなく、動きによってスーツにしわが描写されているところが多い。基本的にセーラースーツはレオタードであり、しわが生じるのは腰のあたりに少し、という程度の描写が多数派なので、ん?と気になったわけである。しかし、この82話のプルートに関しては、肩パーツがないこともあって、セーラースーツがペラッペラに見えて仕方がない…。まさか、胸から上はプロテクターという情報が入っていないまま絵が通ってしまっているのか…という気すらする。 本橋さんが作画監督の回はRの77話、80話、82話、そしてSに入った122話の4回だけである。80話で気付いたのだが、77話だと、遠目にいるマーズの1カットにそれと思しき描写が見えたりする。一方、S唯一の122話はざっと見たところそういう描写はなかった。もっとたくさん作画監督をされているのなら意図的にそうしているのかどうかも言いやすいのだが、ひょっとして、これって事故的なものなだけなのかな…? この本橋さんや為我井さんの個性的な傾向があり、また、あちこちの記事で、作画監督さんによって描写に違いがある、と書いているし、ひょっとしてセーラースーツの描かれ方には作画監督さんごとに何か傾向があるのかなという気がして、軽くチェックしてみたのだが、さすがにおのおのでバラバラの特徴と言うのはなさそうだった(顔は特徴が出ていることが多い気がする…)。胸のプロテクターや腰のスカートのパーツ、リボンの描かれ方あたりは結構描写が回ごとにバラバラになっていたりするのだが、誰が、というわけではなく、全て同じに描かれているわけではない、というだけのことのようであった。まあ超フェチ的に、パーツの描かれ方あれこれ、なんてのも面白いかもしれないな、なんてちょっと思ったのだが(笑)。

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