銀水晶が力を失い、セーラームーンが体も力もうさぎに戻ってしまったシーン。実際の放送だとちょっと遠いので、大きくしてみた(サムネをクリックするといつも以上に拡大します)。画像だと動きがないので分かりにくいが、リボンが収縮していく間は、ときおりフッと消えながら、徐々に薄く、短くなって、最後は消えてしまう。 こうしてみると、ここはちゃんと作りこむセーラームーンらしく、変身プロセスにあわせ、レオタード状から逆再生しているようになっている。腰から股にまわるレオタードのVラインのリボンは背中から回ってきているので、それが消えるとともに、肩に回っているリボンが短くなっているあたりで見て取れるのではないかと。 余談。この回は安藤正浩監督の作監回なのだが、この変身解除前後のあたりは、あまり安藤監督臭がしない絵になっている感じがある。キャラクターデザインが伊藤郁子さんに代わっても、安藤監督回はやっぱり安藤監督回なので(実際他の部分はそうだ)、この脚が長くスレンダーなうさぎは別の方が担当したのかな。
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